vol.2 速水亮 SUPER FESTIVAL 56

前回に引き続き、撮影当時の話は盛り上がっています。

さて、当時の速水さんのヘアスタイルの話になりました・・・

 

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        当時のパーマヘアについて、ぜひ聞いてくれということなんですけど、なんでしょう?

 

速水 当時俺は長髪にしたら、最近男っぽくなくなってきたよね、って言われたんだよ。

 

★ 男っぽくない?なぜ?

 

速水 髪の毛が長いから。最初は男っぽかったのに、最近女っぽいよねーって。だから俺も切っちゃおうと思ってね。

     そしたらこれが大不評というか。けど普通は主役が番組の途中であんなふうに髪型をかえると、

     プロデューサーから怒られるんだけど、何も言われなかった。つまり、見てないんだよ(笑)

 

★ 見ていたと信じていたいです。証言をとってみましょうか。プロデューサーの阿部さんです、どうぞ!

 

(会場拍手)

 

★ お忙しいなかありがとうございます。簡単に、自己紹介をみなさんにしていただけますでしょうか?

 

阿部 当時プロデューサーをやっておりました阿部といいます。

     えー、速水君と初めて会ったのは、さっきも言ってたけど、彼がライダーに決まった日だったんですよ。

     オーディションがどうって言ってたけど、こんな子がいるよって写真を見せられたのが彼一人だったんですよ。

     それで、彼で決めた、他の役者はいらないって、彼で決めたんですよね。

 

速水 他は会ってなかったんですね。そうなんだ。

 

        今ですね、阿部さんに大きな謎が投げかけられていたんですけど、髪型を変えたのに見てなかったって。どうだったんですか?

 

阿部 あのー・・・髪はぜんぜん見てませんでした。

 

(爆笑)

 

        はい、長年の謎が解けました。見てないって!

 

速水 僕も当時、まだ芸能界のことをよくわかってなかったんですよね。それで髪を切って、不評でしょ。

     みんな言ってるよ、あのパーマはいただけないって。

 

★ キャラクター的には、忘れられないキャラクターになりましたけどね。

 

速水 美容院じゃなくて、いつも行ってた、センスの悪いおやじの床屋に言って、かけた本人も仕上がりに

     びっくりしちゃってたんだよね。どうしよかなーなんて顔しちゃって。当時けっこうみんなパーマかけてたから、

     格好良くなるのかと思ったら、おばちゃんみたいになっちゃって。

 

★ プロデューサーは見てませんでしたけどね(笑)

 

阿部 見てないっていうか、髪の毛とかは見てなかったんだけどね、全体の変身ポーズはちゃんと見てて、全体のバランスがかわったかなーって。変身ポーズは他の連中とはちょっと違ったからね。そうゆうのは見てたんだよ。

 

速水 あの変身ポーズといえば、今になってみると、当時あのセットアップは子供が真似できないって

     評判悪かったから変えようって言ったじゃないですか、けど今の連中はみんな

     セットアップのほうがいいっていうんだよね。

 

(会場拍手)

 

阿部 はじめは難しいんじゃないかって気がしてたんだよね。

     で、さっき名前の話してたでしょ。

     この速水って名前は、菊地俊輔さんにつけてもらったんだよね。

 

速水 これも今日はじめて知って。阿部さんも今日30年ぶりくらいですもんね。

     石森さんがつけたとばっかり思ってたら違ったんだよね。

 

★ なぜ音楽家が?

 

阿部 大映時代、侍みたいな名前だったから、菊地さんが姓名判断をしてつけたんだよね。

     いくつか名前持ってきてもらって、そのなかのひとつに速見ってのがあって。

     あと亮ってのは、プロデューサーの渡辺亮ってのがいて、そこからつけた。

 

★ 音楽家とプロデューサーの合成語の名前だったんですね。

 

速水 ところで今日阿部さんに会ったら、聞きたいことがあってね。

 

★ 何ですか、聞きましょう!

 

速水 当時阿部さんと喫茶店で打ち合わせをしていてね、阿部さんが僕に、主題歌歌う?って聞くんですよ。

     で、僕は歌う気はあったけど、一応謙遜して、遠慮したんですよね。そしたら阿部さん、あ、そうっていって、

     それっきりなんですよね。普通もう一回くらい押してくれるでしょ?(笑)

 

阿部 最初藤岡くんもそうだったんだよ。

     まあ彼の芝居を見たことがなくて、写真しか見たことなくて、歌がうまいかどうかもわからなかたんだよね。

 

★ 最後に、仮面ライダーも40周年を迎えました。

    40周年にあたって、振り返る仮面ライダーXとは、ちょっとお話お伺いできますか?

 

阿部 Xそのものはいいんですよ。いろんな案を持ち合って、これが強そうだ、というのにしたから、

     みんなの力で強くなったライダーなんですよ。ただね、怪人がギリシャ神話の単語みたいに、

     ものすごく難しいんですよね。あっという間に怪人の名前が出てこなくなって、全話もたないんですよね。

 

★ そんなところで苦労してたんですね。速水さんはいかがですか?

 

速水 あっという間の40年でしたね。ほんとに40年前が、昨日のことのように思い出されますね。

     仮面ライダーが終わったとき、当時はもっといい役者になりたい、

     もっと大きな役者になりたいって思ってるから、仮面ライダーはもう終わったのもだって思ってたんだよね。

     頭に残ってないんだよね、仮面ライダーが嫌いとかじゃなくて。

     なんだけど、年月がたってみると、なんだかまた仮面ライダーに戻っちゃうわけ。

     だから、僕の中で原点になっているというか、すごく大きな存在ですね。40年たってびっくりしてますね。

     仮面ライダーの後にたくさんの作品に出ましたけど、今日も仮面ライダーじゃなかったら

     こんなにお客さんが集まらないわけですよ。

 

★ それがどれだけ強力にみなさまが思っているかを体言したいんですけど・・・みなさんお待たせしました!

    速水さん、変身ポーズをやっていただけますか?

 

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速水 阿部さんが作った番組が40年たってもこうですから、すごいですよね。

 

★ すごいですね、ではそれを記念して、最後にお二人で握手をお願いします。

ライダーの生みの親と、ライダーそのものの、貴重な2ショットでした!盛大な拍手を!

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