Vol.2 佐々木 望 大阪ライブ目前の我らが"王子"に直撃インタビューを敢行!

iv_sasaki_2_1.jpg

プロフィール

1月25日生まれ・広島県出身・みずがめ座・O型。1986年『ドテラマン』の短鬼役で声優デビュー。
高音の声が特徴的で、『鎧伝サムライトルーパー』('88年)水滸のシン(毛利伸)のような知性的な少年から、『ゲンジ通信あげだま』('91年)源氏あげだまのような明朗活発な役柄まで演じ、押しも押されぬ人気を獲得。現在は低音を活かした渋い役どころも演じる。代表作は『AKIRA』('88年)の鉄雄、『幽☆遊☆白書』('92年)の浦飯幽助、『ビバリーヒルズ高校白書』('95年)のデビッド・シルバー、『MONSTER』(2004年)のヨハン・リーベルト、実写映画『バトルキャッツ!』('08年)の猫の玉三郎などがある。

公式サイト>>

 

-まず佐々木さんといえば、映画『AKIRA』の鉄雄役を思い出します。

鉄雄の"俺に命令すんなぁ!"というセリフが好きだって言ってくださる人に今まで何人かお会いしたんですが、その時に"あのせりふ言って下さい、今!"って言われたことも何度かあります(笑)。

 

-印象深い作品では『ゲンジ通信あげだま』と『アーシアン』('89年)もあります。

『あげだま』は面白かったです。当時にして新しかった。歌では(第2期)オープニングテーマの「自信マンマンあげだマン」と挿入歌の「地球を届けよう」の2曲を歌わせて頂きました。一昨年のデビュー20周年ライブで、僕の20年の軌跡を振り返るアニメメドレーを歌ったんですが、大量の曲を入れたそのメドレーに、もちろん『あげだま』も入れました。

「自信マンマンあげだマン」の方です。「地球を届けよう」も、きっとまたの機会に歌いたいと思ってます。『アーシアン』では歌う機会がなかったんですが、同じく高河ゆん先生の『源氏』('91年)という作品では、ソロ曲と川村万梨阿さんとのデュエット曲があるので、何度かステージで歌っています。それから、笠原弘子さんがヒロインを演じられた『魔法のエンジェル スイートミント』。これもかなり昔ですね......1990年。

このアニメで僕はプラムという男の子を演ってたんですが、出演者が歌ったイメージアルバムに収録されているプラムのソロが「天使たちは眠れない」という曲なんです。当時からライブの度に何度も歌ってきて、もうすっかり定番のライブソングになっています。


あれから時間が経ちましたが、今でもこの曲を歌うときは毎回、プラムの気持ちで、プラムがミントを想っている、その感情が歌っている自分の中に出てくる気がします。ライブでは自分のオリジナルの曲も歌いますが、『スイートミント』や『源氏』や『うしおととら』のように、アニメのキャラクターとして歌わせて頂いた曲とオリジナル曲が、ひとつのライブに入り混じって、それを一気に歌えるのがライブの喜びです。

 

-お話に出た作品、歌が出た当時はキャラクターソングアルバムも黄金時代でしたね。

僕もいろいろなアルバムで沢山歌わせて頂きました。1曲1曲が懐かしいですし、やっぱりどれも素敵な、愛する曲たちです。

 

-デビュー後、最初に歌った曲というと何になりますか?

一番最初は『鎧伝サムライトルーパー』という作品で歌った「新宿サンセット」という曲です。それが1988年、CDがまだ存在せず、レコードとカセットテープでした(笑)。そこから歌の活動を始めましたので、歌手活動も20年経ちました。なかなか感慨深いものがあります。

 

-基本的な話になってしまいますが、"歌う"ということについては、どのようにお考えでしょうか?

ずっと、自分の本分は声優だと思っています。歌の活動を始めたきっかけは、いまお話した『鎧伝サムライトルーパー』というアニメですし、アニメ作品とキャラクターの人気によって、僕はライブをすることができて、僕のライブにお客様が来て下さるんですから、自分の出所、出自というか、そのことを忘れてはいけないと考えているんです。だからライブだと、"声優の佐々木望がライブで歌を歌っている"という風に思ってますし、それがイベントや舞台でも、文章を書くことでも、自分としては、どれも僕という声優が行っている活動のひとつなんです。

とはいえ、歌の活動に関しては、僕のキャリアの中で非常に大きいものを占めているので、僕のスタンスは声優なんですけども、これからもずっと歌の活動を続けていけるといいなと希望しています。
 

-バンダイから発売のTシャツに関して、何かエピソードがありましたらお聞かせ下さい。

ファンクラブで、ライブの度にTシャツを作ってもらってるんですが、考えてみたら自分の写真自体が入ったTシャツは今までなかったので、このバンダイさんのが初体験です(笑)。デザインも色もかっこいいですね。色は、ブラックもいいんですが、僕としてはフォレストグリーンが特に気に入っています。

 

-今後の活動、展望についてはいかがでしょうか。

今後も、ある程度定期的にライブ活動ができたらいいなと思ってます。ライブで、アニメが好きな方々ともファンの方々とも一緒に盛り上がってまた遊べるといいなあ。

2009年はファンクラブも20周年なので、イベントも何かできたらと思ってます。それと合わせて、声の仕事もますますがんばっていきたいです。皆様これからも宜しくお願い致します!

 

2008.11.21.バンダイ会議室にて/インタビュアー:大久保一光(BAD TASTE)